おむつなし育児をしていると、自分の排泄物、つまりおしっこやウンチもよく観察するようになります。
子どもが排泄という生理現象を五感で認識する力は、排泄が自立していく上でとても大切なものになります。
五感で認識というのは、おしっこやウンチの音やにおい、肌感覚を感じること、おしっこ・ウンチを目で見て確かめることなどです。
「おしっこあったかい」
「シャーとでた」
「ウンチプリリってでた」
これらの言葉は私の娘から拾い集めた言葉です。
子どもにとっての自然な排泄とは、
開放空間、つまり、おむつの外で排泄するという子どもが生まれながらにもっている本能の部分を大切にしながら、排泄という生理現象を五感を使って認識し、感覚を統合しながら発達していくことです。
そして、排泄物を確認することで、日々自分自身の体の健康を確認することができます。
自分の体の状態を知ることはとても大切な力だと感じています。
それは、健康教育につながるものです。
今回は、ウンチの本をご紹介したいと思います。
『うんぴ・うんにょ・うんち・うんご ーうんこのえほんー』
文:村上八千世 絵:せべまさゆき ほるぷ出版(2000)
あらすじ
じぶんの「うんこ」のことよーくみてみよう。体の調子や食べたものによって、うんこの状態は日々変わる。「うんぴ」「うんご」「うんにょ」「うんち」今日はどんなうんこかな?
娘はおまるでおしっこやウンチをした後、よく自分の排泄物をよく見ていました。
あたたかさやにおい、おしっこ・ウンチが出た感じをよく伝えてくれていました。
そして、この「うんこの絵本」をきっかけに、今日はどんなうんこだったかな?と二人で絵本を見ながら確認するようになりました。
今日はやわらかめの少しくさいうんこ。
「あ、とうもろこし!」
と、うんこの中にとうもろこしをみつけた娘。
とうもろこしは消化しづらいということもありますが、そのままの形で残っているとうもろこしを二人で発見しました。
そのときは、
「これは うんにょ だね」
「うんにょは、よくかまずにたべると出てくるみたい。今度はもぐもぐよくかんで食べようね」
というような話をしました。
こんな風に、娘も「きょうは・・・うんちかな?うんにょかな?」などと言って、確認するようになりました。
おむつなし育児をしていると、なんだか不思議なことに、子どものウンチが愛おしく感じることがあります。
おむつの中では、きっとつぶれておしりにぐちゃっとくっついていたであろうウンチ。
ですが、開放空間の中で出たウンチは、立派なバナナウンチのときもあれば、まきまきウンチのときもあり、どんな状態かしっかり確認することができます。
そして、おむつの外で出ているので、おしり拭きも楽ちんです。
スッキリ出たね 気持ち良かったね
子どもと共にすっきり気持ちいい体験を積み重ねながら、自分の体のことに意識を向ける。
大切な力が鍛えられる本だと思います。