私の子育てレポート

私の子育ての軸は、おむつなし育児×モンテッソーリ教育×絵本×わらべうた

もうすぐ出産予定です

いよいよ今日で妊娠39週目を迎えました。

 

10月8日が出産予定日なので、いよいよだとドキドキしています。

 

二人目の出産ですが、自然分娩で臨むのは初めてなので、いつ陣痛が来るのか、破水する?のか最近はドキドキしながら過ごしています。

 

一人目の出産は低置胎盤だったため、予定帝王切開だったのです。

 

一人目が帝王切開の場合、二人目も帝王切開となることが多いと思いますが、私は帝王切開後の経腟分娩(TOLAC)を選択し、それができる病院を探しました。

 

もちろんリスクを承知してのことですが、もう一度お腹を切ることの方が私にとっては怖い選択でした。帝王切開後の、麻酔が切れたときのお腹の痛み。4日間ほど病院のベッドで苦しみました。

また、麻酔が残っていることで、首があまり動かせなくなり、下をあまり向けなくなりました。歩くのもままならずで、満身創痍の状態での授乳となりました。

出血量も2リットル近くあり、自己血輸血をしましたが貧血はなかなか改善されず、無事に退院できたのは出産してから10日後でした。

 

次のお産も帝王切開を覚悟していたのですが、帝王切開後でも下から産めることができるということを知りました。なかなか近くの病院では受け入れているところがなく、産院探しに苦労しましたが、なんとか、自宅から1時間ほどで行けるところにある病院を探すことができました。

 

今回、出産する病院は、自然なお産に取り組まれている病院です。

TOLACでリスクがある妊婦でも、点滴を打ち、何かあった場合すぐに対応できるよう分娩台がある部屋ですが、体勢はフリースタイルで臨めるということです。

 

先日の妊婦検診では、特に不安もなく、後はいつ陣痛が来るのかドキドキしているだけだったのですが、優しくあたたかみのある助産師さんとお話しているだけで自然に涙がこみ上げてきました。

 

「赤ちゃんを迎える準備ができていて、心がふわふわになっているんだね」

 

あたたかい手で助産師さんは背中をさすってくれました。

 

出産のときもいてくれたらありがたいなあと願いながら。

 

いつ産まれてきてくれるのかドキドキの日々ですが、

 

「赤ちゃん、いつでも産まれてきていいからね。」

 

どっしりした構えで過ごしていきたいと思います。

 

上の娘(2歳半)も、やはり赤ちゃんがもうすぐ産まれてくる、私はお姉ちゃんになるということが、直感的にわかっているようで

 

「これは、みーので、これは赤ちゃんの」とおもちゃを準備してみたり、毎日お腹に語りかけてくれたりしています。

 

そんな楽しみ、期待もある反面、やはり不安感というものはあるようで、

 

パパが寝かしつけようとしても、「ママといっしょにねる」「ママがいい」と大泣きすることも最近は増えてきました。

 

小さい体の中で、すごく大きな心の揺れを感じているのだなと思うと、胸が締め付けられる思いです。

 

娘の揺れ動く気持ちに共感しながら、その時その時の娘に、丁寧に寄り添ってあげたいと思っています。

 

出産は、旦那と娘も立ち会ってくれる予定です。

 

家族みんなで、赤ちゃんを無事に迎えられますように。

 

がんばります。

 

 

 

 

おむつなし育児おはなし会

2021年8月3日に、青梅市の健幸工房シムラさんで、おむつなし育児おはなし会をはじめて行いました。

 

一緒にイベントをやろうと声をかけてくれた友達がわらべうたベビーマッサージをやっていて、参加者のみなさんと素敵な時間を過ごしていました。

 

わらべうたベビーマッサージで、お母さんも子どももリラックスできた後に、まったりとしながらおむ つなし育児おはなし会を始めました。 

 

今回のテーマは、「自然なおむつ外し」 

 

まずは、自己紹介の際に、参加者のみなさんから、排泄やトイトレなどに関しての悩みや疑問な どを出していただき、おはなしの中で触れていけるようにしました。 

 

おむつなし育児というのは、おむつを全く使わない育児ではありません。 

子どもの仕草やタイミングを見ながらおむつを外してあげて、子どもにすっきり気持ちいい排泄を させてあげるサポートをしていきます。 

 

トイレやおまるでの排泄に限らず、「開放空間での排泄を大切に」というおはなしをすると、 「お風呂でもいいんだ!」と安心されていた様子がとても印象的でした。 

 

お世話をする人が無理をしない範囲で、子どもの排泄に寄り添える時間が少しでも増えてもらえ たらうれしいです。 

 

参加者のみなさんから、素敵な感想をいただきました。 

 

「気持ちよくおしっこやうんちをする感覚をおしえてあげたいと思った」 

 

「トイトレしなければ!と親が力みすぎず、“よりそう”ことを大切にしたいと思った」

 

おむつなし育児で大切にしたい部分が伝わって良かったなあと思います。 

 

早速、おはなし会が終わったその日に「おむつなしタイムをやってみた」というお話もいただけ て!こんなにうれしいことはありません。 

 

おはなし会後のサポートはもちろんさせていただきます。 

 

おむつなし育児について気になった方、興味のある方は気軽にご連絡くださいね。

misanaka.386@gmail.com 中西美紗

 

 貴重な機会がいただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ありがとうございました。

おむつなし育児おすすめ絵本②

おむつなし育児をしていると、自分の排泄物、つまりおしっこやウンチもよく観察するようになります。

 

子どもが排泄という生理現象を五感で認識する力は、排泄が自立していく上でとても大切なものになります。

 

五感で認識というのは、おしっこやウンチの音やにおい、肌感覚を感じること、おしっこ・ウンチを目で見て確かめることなどです。

 

「おしっこあったかい」

「シャーとでた」

「ウンチプリリってでた」

 

これらの言葉は私の娘から拾い集めた言葉です。

 

子どもにとっての自然な排泄とは、

 

開放空間、つまり、おむつの外で排泄するという子どもが生まれながらにもっている本能の部分を大切にしながら、排泄という生理現象を五感を使って認識し、感覚を統合しながら発達していくことです。

 

そして、排泄物を確認することで、日々自分自身の体の健康を確認することができます。

 

自分の体の状態を知ることはとても大切な力だと感じています。

 

それは、健康教育につながるものです。

 

今回は、ウンチの本をご紹介したいと思います。

 

『うんぴ・うんにょ・うんち・うんご ーうんこのえほんー』

文:村上八千世 絵:せべまさゆき ほるぷ出版(2000)

 

 

あらすじ

じぶんの「うんこ」のことよーくみてみよう。体の調子や食べたものによって、うんこの状態は日々変わる。「うんぴ」「うんご」「うんにょ」「うんち」今日はどんなうんこかな?

 

 

娘はおまるでおしっこやウンチをした後、よく自分の排泄物をよく見ていました。

 

あたたかさやにおい、おしっこ・ウンチが出た感じをよく伝えてくれていました。

 

そして、この「うんこの絵本」をきっかけに、今日はどんなうんこだったかな?と二人で絵本を見ながら確認するようになりました。

 

今日はやわらかめの少しくさいうんこ。

 

「あ、とうもろこし!」

 

と、うんこの中にとうもろこしをみつけた娘。

 

とうもろこしは消化しづらいということもありますが、そのままの形で残っているとうもろこしを二人で発見しました。

 

そのときは、

「これは うんにょ だね」

「うんにょは、よくかまずにたべると出てくるみたい。今度はもぐもぐよくかんで食べようね」

 

というような話をしました。

 

こんな風に、娘も「きょうは・・・うんちかな?うんにょかな?」などと言って、確認するようになりました。

 

おむつなし育児をしていると、なんだか不思議なことに、子どものウンチが愛おしく感じることがあります。

 

おむつの中では、きっとつぶれておしりにぐちゃっとくっついていたであろうウンチ。

 

ですが、開放空間の中で出たウンチは、立派なバナナウンチのときもあれば、まきまきウンチのときもあり、どんな状態かしっかり確認することができます。 

 

そして、おむつの外で出ているので、おしり拭きも楽ちんです。

 

スッキリ出たね 気持ち良かったね

 

子どもと共にすっきり気持ちいい体験を積み重ねながら、自分の体のことに意識を向ける。

 

大切な力が鍛えられる本だと思います。

 

 

 

おむつなし育児おすすめ絵本①

今回は、おむつなし育児を実践していくにあたって、とてもステキな本をご紹介します!

 

『ぷくちゃんのすてきなぱんつ』

作:ひろかわさえこ アリス館(2001)

 

あらすじ

ぷくちゃんのおかあさんがすてきなぱんつを買ってきてくれました。ぷくちゃんはぱんつがだいすきになりました。でも、おしっこで濡らしてしまうこともしばしば・・・でもだいじょうぶ。「おかわりぱんつ」があるからね。

 

 

2歳の娘も大好きな1冊です。

 

ぱんつを何度濡らしてしまっても、「だいじょうぶ」「おかわりぱんつ」あるよという安心感。

 

お母さんのおおらかな心がとてもステキです。

 

私の娘も、おしっこで濡らしちゃった後、「おかわりぱんつある?」なんて聞いてくるようになりました。

 

また、もう少しでおまるまで行けそうだったぷくちゃんの姿と、自分の姿が重なったのか、「ぷくちゃんもう少しだったね」と共感するような言葉も出てきました。

 

私もこの本のおかげで、心に余裕ができたような気がします。

 

おまるやトイレでしてほしかった気持ちが先だってしまい、濡れてしまうとつい残念な気持ちになってしまうことも多かったのですが、

 

濡れちゃっても大丈夫 ぱんつはきかえようね

お洗濯して乾かそうね

 

と言ってあげられること。

 

おおらかに 子どもの成長を見守る

 

おむつなし育児で大切にしていることがぎゅーっと詰まった1冊ではないかと感じています。

 

素敵な絵本に出会うことができました。

 

 

おむつなし育児とは

おむつなし育児とは

 

私は、おむつなし育児研究所というところで、おむつなし育児アドバイザー養成講座を受講し、おむつなし育児アドバイザーとして、私自身もおむつなし育児を実践しながら、おむつなし育児について広める活動をしています。 

 

omutsunashi.org

 

おむつなし育児と聞いて、どんなイメージを持たれるでしょうか。

 

「おむつしなくて平気なの?」「自然派の人がやっているのかな」・・などなど。

様々な疑問をお持ちの方もたくさんいらっしゃると思います。

 

私が「おむつなし育児」という言葉に出会ったのは、布オムツ育児のことを調べているときでした。

そんな方法があるのだなと思って調べていると、三砂先生の『赤ちゃんにおむつはいらない』という、少し衝撃的なタイトルの本に出会ったのです。

 

 

ぐいぐいと引き込まれる本でした。

そして、「子どもの排泄に寄り添う」という言葉がとても印象に残りました。

 

その言葉は、私がおむつなし育児を実践する上での核となっているものです。

 

排泄は、寝ること、食べることと同じように大切なこと。

 

「すっきり気持ちいい排泄をさせてあげたい」と心を寄せることで、子どもとのつながりを実感しています。

 

排泄は子どもとのコミュニケーションの一つ。

「すっきり出て気持ち良かったね」と、子どもと共に気持ち良さを共感しながら、体と心に心地よい体験を日々積み重ねていくことを大切に考えています。

 

 

おむつなし育児とは、「子どもの自然な排泄をサポートする育児」と言えます。

 

「子どもの自然な排泄の姿」とはどんな姿なのでしょう。

 

実は、人間は、開放空間(おむつの外)で排泄するということを本能的に持っています。動物と同じです。

 

赤ちゃんがおむつを開いたときにおしっこをするという姿がよく見られると思いますが、赤ちゃんのときから、本能的に開放空間でおしっこ・ウンチをしたいという気持ちがあります。

 

したがって、おむつの中で排泄するということは、人間にとっては本来不自然な姿です。

 

私たちは、「子どもにはおむつをつけるもの」と思い込んでいることがあります。

 

子どもにはおむつをつけないといけないのでしょうか。なぜ、おむつをつけるのでしょうか。

 

考えてみると、おむつは「大人の都合でつけさせてもらっているもの」です。

 

おもらしをされたら困るから、掃除が大変だから、大人がつけているもので、子どもがつけてほしいといっているものではありません。

 

つけるのも外すのも大人次第なのです。

 

ですが、おむつなし育児は全くおむつを使ってはいけないというものではありません。

 

時におむつに頼りながら、お世話する人の健康を大切にしながら、子どもの排泄自立の自然で主体的な発達を促していけるような、

 

自然なおむつ外し

 

という選択肢があることを少しずつお伝えしていければと思います。

 

おむつなし育児で大切にしていることは、「子どもにすっきり気持ちいい排泄をさせてあげたいと心を寄せること」。

 

すっきり気持ちいい排泄というのは、やはり開放空間での排泄を大事にするということです。

 

そして、排泄に寄り添う時間というのは、子どものことをよく観察する時間にもなります。

 

まだあまり言葉のうまく話せない小さな子どもに思いを馳せて、

「おしっこ・ウンチしたいのかな」「しー出たね」「すっきり出て気持ち良かったね」と心を寄せること。

 

非言語の世界で子どもと通じ合える大切なコミュケーションの時間の一つになります。

 

これは、おむつなし育児を実践する中で自然に起きてくる大切な瞬間だと感じています。

 

そんな子どもとのつながりを実感できるおむつなし育児を、少しでも多くの人に知ってもらえたらうれしいです。

自己紹介

こんにちは。はじめまして。

 

なかにしみさと申します。

 

私は現在、2歳の娘とお腹に10月出産予定の子がいる主婦です。

 

主婦をする前は、特別支援学校の教師として、約9年間障害のあるお子さんと共に過ごしてきました。

 

教員生活の間に、青年海外協力隊として、約2年間西アフリカのセネガル国で教育の分野に携わってきたこともあります。

 

その時のブログはこちら

world-diary.jica.go.jp

  

趣味はアシュタンガヨガ、絵本・児童文学研究で、わらべうたが大好き。

臨床心理学(落ち着いたら臨床心理士の資格を取りたい)にも興味があります。

 

絵本・児童文学については、こちらにブログを書いています。

ehon-jidoubungaku-report.com

 

好奇心旺盛、やりたいことがたくさんあります!

 

この子育てブログ「私の子育てレポート」では、私の子育ての軸になっている

「おむつなし育児」や「モンテッソーリ教育」、「わらべうた」、「絵本」などについて私自身が学んだこと、考えたことをもとに発信していきたいと考えています。

 

ブログのタイトルを「私の子育て」としたのには理由があります。

 

子育てで学んだことがたくさんあり、今も日々勉強中の毎日なのですが、学んだことを通して

 

私はどう考えるのか

 

私はどんな子育てをしていきたいのか

 

私はどんな生き方をしたいのか・・・

 

と常に考えていくことが大切だと感じているからです。

 

考えたことを自分の中に落とし込んで、自分の今までの経験なども基にしながら、日々の子育てで実践し、失敗や試行錯誤を繰り返していく。

 

そんな中で、私の子育ての軸が少しずつできてきたように思います。

 

 

日々の子育てには学びがたくさんつまっています。

 

日々忙しく過ごす毎日の中で、子どもと共に過ごす中で考えたこと、子どもの言葉がたくさんあります。

 

私は書くことで、頭の中を整理して、一つ一つのできごとを大切にしていきたいと感じました。

 

子育て中に、新しい出会いもたくさんあり、多くの素敵なママさんと出会うことができています。

 

そんなママさんたちの生き方、考え方にもインタビューなどをしながら触れられたらいいなと考えています。

 

これからどうぞよろしくお願いします。